「闇金ウシジマくん」の主人公・丑嶋馨(うしじまかおる)が「可愛い」と言われる理由が気になっている方も多いのではないだろうか。
「闇金ウシジマくん」といえば、”怖くて救いのない作品”
というイメージを持っている方も多いだろう。
確かに暴力描写や人間の闇を深くえぐってくる作品となっている。
しかし実は、主人公・丑嶋には意外にもごくたまにだが”可愛い”と感じる一面がある。
本記事では、そんなギャップに注目しながら「ウシジマくん」の魅力を解説していく。
配信情報
「闇金ウシジマくん」は、ドラマが3シーズン。(各9話)と映画が4作品制作されている。
現在、U-NEXT・Netflix・AmazonPrimeVideoで視聴が可能だ。
「闇金ウシジマくん、どこで見れる?」と探している方は、これらの配信サービスをチェックして欲しい。
※配信状況は時期によって変更される可能性がある為、最新情報は各公式サイトで確認して欲しい。
♦同じ作者の作品である「九条の大罪」と比較して楽しむのもおすすめだ。
また、サイドストーリーとして「闇金ウシジマくん外伝 闇金サイハラさん」(全15話)もNetflixで配信中だ。
■「闇金ウシジマくん」で人気キャラクターの犀原茜(サイハラアカネ)を主人公にしたサイドストーリー。
Netflixで視聴するにはこちら👇
原作漫画の基本情報
「闇金ウシジマくん」は、真鍋昌平による漫画作品だ。
作者:真鍋昌平
掲載誌:ビッグコミックスピリッツ
連載期間:2004年~2019年
巻数:全46巻
■違法金融業を営む主人公・丑嶋馨を中心に、現代社会の闇や人間の欲望をリアルに描いた作品として高い評価を受けている。
ウシジマくん=怖いだけのキャラ?
「闇金ウシジマくん」の主人公・丑嶋馨は、違法な金貸し業を営む冷徹な人物だ。
容赦のない取り立てや人間の闇を描くストーリーから、”怖いキャラ”という印象が強い。
しかし、作品を見進めていくと、それだけではない一面が見えてくる。
取り立ての為に子供のおもちゃまで売り払おうとする冷酷さを見せる丑嶋だが、
ごくごく稀に優しさを見せることがある。
例えば、ギャンブルにハマり丑嶋に借金をしていた男がいた。
当てにしていた両親も株で大損をし、家を売るまで追い詰められた。
それだけでは足らず、田舎に住む祖母の家まで売り払うよう丑嶋は指示する。
両親が苦労している間、男は逃げ回っていたのだが、様々な苦難にあい心を入れ替える。
以前は取り立てから逃げ回っていた男が、自ら返済に訪れるようになる。
その顔をみて、丑嶋は言う。
「1年間、毎月20万づつ遅れることなく返済に来たら、残りはチャラにしてやるよ。
男と男の約束だ」と。
うっかり”優しい!”と思ってしまったが、実際は暴利であこぎな取り立てもされている。
だが、それでも心を入れ替えた男に対して見せた優しさなのではないだろうか。
これはほんの一例だ。
ごく稀にだが、優しい丑嶋を見ることが出来る。
ウシジマの”可愛い”と感じる瞬間
一見冷酷な丑嶋だが、ふとした瞬間に人間らしさを感じる場面がある。
- 部下を意外と大事にしている
- 好きな食べ物がオムライス
- 感情をあまり表に出さない不器用さ
こうした部分が、視聴者には”可愛い”と感じられるポイントになっている。
普段無表情で淡々としている丑嶋だが、仲間の危機には必ず駆け付ける。
大げさな愛情表現はしない(出来ない)丑嶋だが、その気持ちは仲間にも伝わっており、
その絆は強固なものだ。
また、野菜が嫌いな丑嶋だったが、社員の千秋(片瀬那奈)との賭けに負け、
「野菜をとること」を条件に出される。丑嶋の体を心配しての言葉だ。
一人でオムライスを食べる丑嶋。
いつもは全部残すキャベツの千切りを、「大盛にしてくれ」という。
意外と素直な丑嶋の姿が見れたシーンだ。
なぜ可愛く見えるのか?
丑嶋が可愛く見える理由は、その”ギャップ”にある。
中学からの友人の柄崎(やべきょうすけ)や戌亥(綾野剛)の母親が、
丑嶋を好きなことからもわかるように、近しい人間には義理を欠かない性格だ。
普段は冷酷で感情を見せないからこそ、わずかな人間味が際立って見えるのだ。
また、一貫した価値観を持っている点も、単なる悪人とは違う魅力につながっている。
つまり、極端に冷酷な一面と、わずかに見せる人間味の落差こそが、
丑嶋を”可愛い”と感じさせる最大の理由だ。
それでもやっぱり怖い男
とはいえ、丑嶋が危険な人物であることに変わりはない。
一線を越えた相手には容赦せず、その冷酷さは作品全体を通して描かれている。
この”怖さと人間味のバランス”こそが、「ウシジマくん」の魅力と言えるだろう。
まとめ
「闇金ウシジマくん」は、ただ怖いだけの作品ではない。
主人公・丑嶋の中にあるわずかな人間らしさが、作品に深みを与えている。
怖さだけで敬遠していた方も、この”ギャップ”に注目してみてみると、
新たな魅力に気づけるかもしれない。
真鍋昌平の映像化作品「九条の大罪」についてこちらでも書いています。👇


