92歳まで美しかった祖母と、私が月2回エステに通う理由

暮らし・体験談

私は月に2回、エステに行っている。

旦那などは

「(行って)どこが変わったのだ?」と言う。

私もそう思う。

見た目が劇的に変わるわけではないのだから。変わったら美容整形である。

エステに行くのは、マッサージなどもあって物理的に癒されるということもあるが、

「予防」だと思って行っている。

即効性の美しさ、というよりも未来への「美容貯金」という思いが強いように思う。

”やらないでする後悔よりもやって後悔”というスローガンを掲げながら、今日も私はエステに向かう。

まだ私以上の年代の人には「エステなんて贅沢だ」と思っている人が多い感触を受ける。
”自分なんてやってもやらなくても一緒”そういう人が多い。
そうじゃない、”自分の為に、自分を好きになるために、自分を磨くんだよ”と地団駄を踏む思いだ。

勿論、「自宅ケアを徹底していてエステにはいかなくても大丈夫!」という人もいるだろう。

私などは、元来怠けものなので、自分では維持できない。月に2回、強制的に予約を入れていかざるを得ないシステムを導入している。

そうです。私も美容に興味ない勢なのです。

ではなぜ無理をしてでも肌管理をしようとしているかというと、生き証人がいるから。

いや、いたから。


うちの祖母はとても美しい人だった。私の祖母になってからも

”非常に綺麗なひとだった”とよく言われたものだ。

子供の私を差し置いて、祖母を褒めるってなかなかないシチュエーションじゃないだろうか?

普通、子供を「可愛いね。」と褒めないか?

そんな彼女は小学生の頃から、「化粧水をつけろ!日焼けをするな!」と口うるさく言っていた。

「あんたは、鼻がもう少し高かったら良かった。」とも言われた。

美に対する追求が孫に対しても半端ない。

そんな彼女への反抗心もあり、20代は海に行きまくって真っ黒だった。

時は流れて、私もあの頃の祖母の年代になり、彼女の気持ちが理解できるようになってきた。

顔の造形がどうこうよりも、”肌が美しい”というのはなによりの財産だ。

肌が綺麗なだけで、人は少し美しく見える。

そう気づいたのだ。

肉とお酒が好きな私の肌は、放っておいたらきっと大変なことになってしまう。

92歳で亡くなった祖母の辿った”美肌へのこだわり”をいつの間にか受け継いでいた。

嫁であるうちの母などは、やはり嫁であるからか全くその辺りは受け継いでおらず、

”ファンデーションなど塗れればいい”の精神でやっている。

あのくらいになれれば、背負うものもなくいっそ清々しい。

祖母のように美しく年を重ねられるかはわからない。

それでも今日も、私は未来の自分に少しだけ貯金をする。

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