「サラ・キムという女」Netflix韓国ドラマ感想|正体が二転三転する心理サスペンス

ドラマ・映画

「ハラハラドキドキするドラマが好き」

「ラストに驚かされる作品が好き」

そんな方におすすめの作品を見つけた。

ほぼ1ヶ月ぶりくらいに韓国ドラマに手を出した。

久しぶりに見た韓国ドラマはNetflixの韓国ドラマ「サラ・キムという女(Somebody)」である。

近頃の私は松村北斗にハマっており、過去作品を見ることに時間を費やしていたからだ。

その上で色々語りたいことはあるのだが、今回は置いておこう。

話を戻そう。

久しぶりに見た韓国ドラマ「サラ・キムという女」は、

冒頭のシーンからがっつり私のハートを鷲掴みにしてきた。

これは面白い。と直感した。

あらすじ
高級ブランドのCEOサラ・キムの死をめぐる心理サスペンス。
下水道で凍死体が発見される。刑事ムギョンが調査を進めていくのだが、調査が進むほどに
身元や過去が二転三転し、真の姿がわからなくなっていく。
サラ・キムとは一体誰だったのか?虚栄と謎を描いた物語。

2026年、韓国で制作。リミテッドシリーズなので、Netflix以外では放送されない。

※2026年時点の配信情報です。配信状況は変更される可能性があります。

1話あたり50分未満、全8話。程よい長さだ。

これはかなり癖のあるドラマだ。

好き嫌いは別れると思うが、私はかなり好きだった。

見どころ~ネタバレ含みます。

高級ブランド プドゥアの支社長のサラ・キム(シン・へソン)。

彼女が凍死体で下水道から発見されたことにより、捜査が行われる。

捜査が進んでいくうちに、サラの経歴が全く不明なことがわかる。

そもそもサラ・キムという人間の戸籍が発見できない。

サラ・キムは一体どこからやってきたのか。

サラという女の痕跡を追い求め続けたムギョンは、一歩づつサラの過去へと近づいていく。

しかし、掴んだと思ったその糸は、またその手をすり抜けていくーー。

ようやく追い詰めたサラ。

後半のムギョンとサラの攻防戦は見ものだ。

また、ムギョンの部下のヒョン・ジェヒョン(シン・ヒョンスン)が新人刑事らしく一般人と同じ感覚を持っており、ひと時の清涼感をだしていた。

サラ・キムという人物の不気味さ

サラ・キムはとても頭がいい女だ。

ブランドやデザインの知識もあり、人心掌握術にも長けている。

目的を果たす為には冷酷なことも厭わない性格だが、不意に優しい面もみせる。

極寒の中、路上生活者に自身の手袋やマフラーを渡す描写がある。

鬼畜なだけではない、サラ・キムの優しさを表現した場面だ。

サラ・キムという女の不気味さは、その感情の読めなさにある。

人を利用することに一切の迷いがない一方で、ふとした瞬間に人間らしい優しさを見せる。

そのギャップが彼女という人物をより理解しづらいものにしている。

冷酷な犯罪者なのか、それとも環境に追い詰められただけの普通の人間なのか。

物語を見ている側も、彼女をどう判断すればいいのかわからなくなってくるのだ。

この曖昧さこそが、このドラマの不気味さであり、同時に大きな魅力でもある。

事件の真相が二転三転するストーリー

ストーリーの発端は”死体となったサラ・キム”である。

サラ・キムが誰なのか?という点が主軸となっているのだが、ストーリーが進んでいくうちに

”身元がわからない死体は誰なのか?”から”サラ・キムの人生”を紐解くストーリーへと変貌していく。

もともとのモク・ガヒ(=サラ・キム)は善良に生きていた、ただ上昇志向が少し強い。

それだけの女性だったのだ。

そんな彼女がなぜ、こんなにも大それた事件を起こしたのか。

ある事件をきっかけに彼女は借金漬けの生活へと落ちていく。

もがき苦しむ彼女だったが、ある日光が見えた。

転売ヤ―として、頭角を現しはじめる。

上手くいくと思われた矢先、また彼女は借金を背負うことになる。

リセットするには、死ぬしかない。

そうして彼女はサラ・キムに生まれ変わった。

韓国ドラマらしい心理描写

韓国ドラマでよく題材となっているのが格差社会だ。

セレブと庶民の対比がえげつなく描写される。

セレブの世界に憧れ、その世界でトップになりたがる。

憧れるだけなら害はないのだろうが、過ぎた欲望で破滅する。

大体、韓国ドラマの悪役は頭のいい人間設定が多い。

賢すぎるがゆえに、自身を過信しすぎるのだ。

サラ・キムもまたその一人だ。

そもそもの幸せの定義が違うのだと思う。

”自分を認めさせるのが幸せ”なのだ。

まとめ

サラ・キムという人間の本質、二面性が描かれたドラマだ。

ミステリーや心理戦が好きな人には特におすすめの作品だ。

回を追うごとにコロコロと話が転がっていき、

自分が今何を見ているのか迷路にはまったような感覚を味わうことになる。

最後、ムギョンとの心理戦で、少しだけサラ・キムという人間がわかってくる。

欲望の為なら、人殺しも厭わない冷酷さを持ちながら、

大事なものを守る為なら、自分のことも犠牲にする。

純粋な面もあるのだと。

Netflixのドラマ感想はこちらでも書いています。↓

タイトルとURLをコピーしました